あるベンチマークテストプログラムの命令ごとの出現頻度と、これを実行するプロセッサの実行クロック数を表に示す。
このベンチマークテストプログラムにおけるCPI(Clocks Per Instruction)は幾らか。
命令 | 出現頻度(%) | 実行クロック数 |
転送 | 50 | 1 |
演算 | 30 | 2 |
分岐 | 20 | 5 |
ア | 0.48 |
イ | 0.69 |
ウ | 2.10 |
エ | 2.67 |
答え ウ
【解説】
CPIは1命令を処理するのにかかる平均的なクロック数なので、各命令の“出現頻度”と“実行クロック数”の積のトータル(合計)である。
転送:50%×1=0.50
演算:30%×2=0.60
分岐:20%×5=1.00
CPIはこの合計なので
CPI=0.50+0.60+1.00=2.10
(ウ)になります。
【キーワード】
・ベンチマーク