ISP“A”管理下のネットワークから別のISP“B”管理下の宛先へSMTPで電子メールを送信する。
電子メール送信者がSMTP-AUTHを利用していない場合、スパムメール対策OP25Bによって遮断される電子メールはどれか。
ア | ISP“A”管理下の固定IPアドレスから送信しようとしたが、受信者の承諾を得ていなかった広告の電子メール |
イ | ISP“A”管理下の固定IPアドレスから送信しようとしたが、送信元IPアドレスがDNSで逆引きできなかった電子メール |
ウ | ISP“A”管理下の動的なIPアドレスからISP“A”のメールサーバを経由して送信される電子メール |
エ | ISP“A”管理下の動的IPアドレスからISP“A”のメールサーバを経由せずに直接送信される電子メール |
答え エ
【解説】
OP25BはISP管理下のIPアドレスから、他のISPが管理しているIPアドレス宛てのTCPポート番号25を使用するSMTPプロトコルの送信を遮断することで、迷惑メールの送信を防いでいます。
しかし、OP25Bでは例外としてSMTP-AUTHを使用したメール送信や、ユーザー認証機能をもったSMTPのサブミッションポートであるTCPポート番号587を使用メール送信は許可します。
【キーワード】
・SMTP-AUTH
・OP25B