バックアップ処理には、フルバックアップ方式と差分バックアップ方式がある。
差分バックアップ方式による運用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 障害からの復旧時に差分だけ処理すればよいので、フルバックアップ方式に比べて復旧時間が短い。 |
イ | フルバックアップのデータで復元した後に、差分バクアップのデータを反映させて復旧する。 |
ウ | フルバックアップ方式と交互に運用することはできない。 |
エ | フルバックアップ方式に比べ、バックアップに要する時間が長い。 |
答え イ
【解説】
ア | 差分バックアップの場合、復旧にはフルバックアップのデータでデータ修復をした後、さらに差分バックアップのデータを加えるので、復旧処理の時間は長くなります。 |
イ | 差分バックアップの場合、復旧にはフルバックアップのデータでデータ復元をした後、さらに差分バックアップのデータを反映させます。 |
ウ | 差分バックアップを行う場合、フルバックアップを行った後差分バックアップを行い、またフルバックアップを行うという交互に運用します。 |
エ | 差分バックアップはフルバックアップしたときのデータとの変更箇所のみのバックアップになるので、バックアップ時間は短くなります。 |
【キーワード】
・バックアップ