平成25年 秋期 応用情報技術者 午前 問49
流れ図において、分岐網羅を満たし、かつ、条件網羅を満たすテストデータの組はどれか。
入力(テストデータ)
x
y
ア
2
2
1
2
イ
1
2
0
0
ウ
1
2
1
1
0
1
エ
1
2
0
1
0
2
答え エ
【
解説
】
テスト網羅性において
分岐網羅(C1)
すべての判定条件の真と偽を1回以上実行
条件網羅(C2)
すべての判定条件で、真と偽のすべての組み合わせを実行
なので、両方を満足するには流れ図の2つの条件文の“Yes”と“No”の両方の経路を通るテストを行う必要があるので、これを満たすテストケースは
入力(テストデータ)
x
y
エ
1
2
0
1
0
2
になります。
【
キーワード
】
・テスト網羅性
【
キーワードの解説
】
テスト網羅性(テストカバレージ)
ソフトウェアの動作確認を行う場合、ソフトウェア内の条件文に対し色々な場合でテストを行うことは非常に重要になります。ただ、ソフトウェアの規模が大きくなって、処理が複雑化するとすべての条件文をテストすることが、時間的な制限などから難しくなります。
そのため、テストを行うときに条件文についてどういった内容で行うかは、プロジェクトとして整合すべき内容になります。
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