ある購買システムの開発において、開発者が行った探索的テストの例として、適切なものはどれか。
ア | 過去に購買システムを開発した経験に基づいて、入力項目間の関連チェックの不備を検出できそうなデータパターンを推測し、テストケースを事前に作成してテストした。 |
イ | 数量の範囲に応じて適用する商品価格が正しいかどうかを確認するために、各範囲の数量の中央の値を用いたテストケースを作成してテストした。 |
ウ | 組織変更の前後で組織名が正しく印刷されるかどうかを確認するために、新組織の有効開始日とその前日とを発注日とするテストケースを事前に作成してテストした。 |
エ | 入力値の組合せが無効な時は伝票を作成しないことを確認するために、いくつかの代表的な入力値の組合せをテストし、その結果に基づいて次のテストケースを作成した。 |
答え エ
【解説】
探索的テストは、テスト担当者が、ソフトウェアを動作させてその動きを学習しながら、自身の経験に基づいて以降のテストを動的に計画して進めるテストの方法なので、入力値の組合せが無効な時は伝票を作成しないことを確認するために、いくつかの代表的な入力値の組合せをテストし、その結果に基づいて次のテストケースを作成した(エ)になります。
【キーワード】
・探索的テスト