2相ロック方式を用いたトランザクションの同時実行制御に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア | 全てのトランザクションが直列に制御され、デッドロックが発生することはない。 |
イ | トランザクションのコミット順序は、トランザクション開始の時刻順となるように制御される。 |
ウ | トランザクションは、自分が獲得したロックを全て解除した後にだけ、コミット操作を実行できる。 |
エ | トランザクションは、必要なロック獲得命令を全て実行した後にだけ、ロック解除命令を実行できる。 |
答え エ
【解説】
2相ロック方式では、トランザクション中に一度でもロックの解除を行うと、それ以降ロックが行えないので、ロックの解除を行うのは全てのリソースのロックを行った後(獲得命令の実行後)になります。
【キーワード】
・2相ロック方式