“JIS Q 9001:2000(ISO 9001:2000)品質マネジメントシステム−要求事項”の規定に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
組織の品質方針については、組織の経営者ではなく、供給者が定め、文書化する。 |
イ |
組織は、製品が規格要求事項に適合することを確実にする手段として、品質マネジメントシステムを確立し、文書化してISOに報告する。 |
ウ |
内部監査においては、内部目的のためにその組織自身又は代理人が、品質マネジメントシステムの規格要求事項への適合性を監査する。 |
エ |
内部監査は、監査される活動の状況及び重要性に基づいて予定を立て、監査される活動の直接責任者を含めたチームで行う。 |
答え ウ
【解説】
ア |
組織の品質方針は経営者が定め、文書化します。 |
イ |
ISOへの報告義務はありません。 |
ウ |
内部監査では、組織自身(代理人)が規格要求事項の適合性を監査します。 |
エ |
内部監査を行う人として、監査される側の責任者はふさわしくありません。
ただし、小さな組織(企業)のことを考慮して、絶対だめとはなっていません。 |
【キーワード】
・品質マネジメントシステム
【キーワードの解説】
- 品質マネジメントシステム
品質マネジメントシステムはISO 9000シリーズとして規格化された考えで、組織の活動として品質管理を行い顧客満足度を向上させようとするものです。
このなかで、ISO 9001は、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善するために要求される規格です。
もっと、「品質マネジメントシステム」について調べてみよう。
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