事務室が複数の建物に分散している会社で、PCの設置場所を管理するデータベースを作ることになった。
“資産”、“部屋”、“建物”の三つの表を作成し、各表の関連付けを行った。
新規にデータを入力する場合は、参照される表のデータが先に存在している必要がある。
各表へのデータの入力順序として、適切なものはどれか。
ここで、各表の下線部の項目は、主キー又は外部キーである。
ア |
資産→建物→部屋 |
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イ |
建物→部屋→資産 |
ウ |
部屋→資産→建物 |
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エ |
部屋→建物→資産 |
答え イ
【解説】
“資産”、“部屋”、“建物”の各表の中で、外部キーの関係を見ると
- “資産”の表は“部屋”と“建物”の表を外部キーとして持っている。
- “部屋”の表は“建物”の表を外部キーとして持っている。
- “建物”の表は外部キーがない。
ので、まず“建物”の表を入力し、次に“部屋”を入力、最後に“資産”を入力する。
なお、入力する順番を間違えると、入力中にエラーになる。
【キーワード】
・外部キー
・表のデータの入力順序
【キーワードの解説】
- 外部キー
複数の表から構成されるデータベースで、他の表のデータとの関連付けを行うときは他の表の主キーを自分の表の項目として加える。
このとき、加えた他の表の主キーを外部キーという。
- 表のデータの入力順序
データベースの表を入力・更新するときは、他の表に依存していないデータから行う必要がある。
他の表に依存していないというのは、表の中に外部キーがないものである。
その次に、更新するのは更新が終わった表を外部キーとして持つものである。
もっと、「外部キー」について調べてみよう。
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