平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問75
パレート図を説明したものはどれか。
ア
原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする。
イ
時系列的に発生するデータのばらつきを折れ線グラフで表し、管理限界線を利用して客観的に管理する。
ウ
収集したデータを幾つかの区間に分類し、各区間に属するデータの個数を棒グラフとして描き、品質のばらつきをとらえる。
エ
データを幾つかの項目に分類し、出現頻度の大きさの順に棒グラフをして並べ累積和を折れ線グラフで描き、問題点を絞り込む。
答え エ
【
解説
】
ア
特性要因図の説明です。
品質問題の原因を追究するのに使用します。
イ
管理図の説明です。
工程の安定状態を把握するのに使用します。
ウ
ヒストグラムの説明です。
品質のばらつきを把握するのに使用します。
エ
パレート図の説明です。
効果の高い対策を行なうための分析に使用します。
【
キーワード
】
・パレート図
【
キーワードの解説
】
パレート図
QC七つ道具の1つで、品質問題の原因や状況を分類して大きい順に並べ、棒グラフで表して、累積を折れ線で表します。
パレート図で分析することで、対策する不具合の優先順位を決めるのに使用します。
グラフとしてはABC分析に似たものになります。
もっと、「パレート図」について調べてみよう。
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