プログラムを実行するために主記憶に読み込んだとき、ロード位置に対応してプログラム内のアドレス情報を補正することを示す用語はどれか。
ア |
再コンパイル |
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イ |
最適化 |
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ウ |
再配置 |
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エ |
リロード |
答え ウ
【解説】
ア |
再コンパイルは、C言語などで書かれたプログラムを、コンピュータで実行する形式に作り直すことで、プログラムの変更や、動作させるプラットフォームを変更するときに実施します。 |
イ |
(プログラムの)最適化は、高速化やメモリ使用量削減のために、コンパイラが出力するコードを変える機能です。 |
ウ |
再配置は、磁気ディスクなどからプログラムを主記憶に読み込んだときに、読み込んだアドレス(ロード位置)にあわせてプログラム内のアドレスを補正する機能です。 |
エ |
リロードは、磁気ディスクなどからデータを主記憶に読み出す処理(ロード)を、再度実行することです。 |
【キーワード】
・プログラム・ロード
【キーワードの解説】
- プログラム・ロード
プログラムを格納している記憶装置(磁気ディスク、半導体記憶装置)から、プログラムを動作させる主記憶にコピーする処理のことです。
コピー先のアドレスを固定にする方式と、コピー先はそのときに空いている主記憶の領域にしてアドレスを補正する方式があります。
この2つの方式は、採用したOSの機能で決まり、汎用的なOS(MS-Windows、UNIXなど)ではアドレスを補正する方式が使われています。
もっと、「プログラム・ロード」について調べてみよう。
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