動的デバッグツールの一つであるトレーサの説明として、適切なものはどれか。
ア |
プログラム中に埋め込んだデバッグ用のコードを実行するたびに、メモリやレジスタの内容を書き出す。 |
イ |
プログラムの異常終了時に、メモリやレジスタの内容を書き出す。 |
ウ |
プログラムの実行過程を時系列的にモニタリングするために、メモリやレジスタの内容を書き出す。 |
エ |
プログラムの動作に必要となる環境を擬似的に作り出す。 |
答え ウ
【解説】
ア |
デバッグ用のコードの説明です。(printk) |
イ |
UNIX(Linux)のコアダンプの説明です。 |
ウ |
トレーサの説明です。 |
エ |
シミュレータの説明です。 |
【キーワード】
・トレーサ
【キーワードの解説】
- トレーサ(tracer)
コンピュータ用語としてのトレーサはプログラムの動作の順序について、命令の種類やそのときのレジスタの内容を記録して、デバッグのために使用します。
プログラムが異常処理になってしまった場合、直前のプログラムの動作を調べてデバッグをするときなどに使用します。
もっと、「トレーサ」について調べてみよう。
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