組込みシステムの特許におけるライセンスに関する記述として、適切なものはどれか。
ア |
新規開発した組込み製品のハードウェア部品だけが、他社の特許に抵触している場合、その部分のライセンスを得ないと権利侵害になる。 |
イ |
他社の特許がハードウェアとソフトウェアとの両方を権利範囲に含む場合、ハードウェア部分のライセンスを得れば、ソフトウェア部分は模倣して製品化できる。 |
ウ |
ハードウェア部分の特許とソフトウェア部分の特許をそれぞれ異なる会社が保有している場合、ライセンスを得て製品化することはできない。 |
エ |
ハードウェア部分の特許のライセンスを得て、ソフトウェア部分だけは社内で独自に新規開発した場合、このソフトウェアを特許出願することはできない。 |
答え ア
【解説】
ア |
他社の特許に抵触している場合、その部分についてライセンスを得る必要があります。 |
イ |
ハードウェア、ソフトウェア両方の特許についてライセンスを得る必要があります。 |
ウ |
ハードウェア、ソフトウェア両方の特許についてライセンスを得れば商品化可能です。 |
エ |
ハードウェアとソフトウェアは別々に特許出願することが可能です。 |
【キーワード】
・特許権
【キーワードの解説】
- 特許権
産業上利用できる発明を保護するための権利のことです。
発明とは、自然法則を利用した技術的思想の中で特に高度なもののことを指す。
この発明を保護し利用を図ることにより、産業の発展を目指すことを目的として、特許法が定められている。
特許権は、特許庁に出願し、登録される必要がある。
もっと、「特許権」について調べてみよう。
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