サーバに接続されたディスクのデータのバックアップに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
ア |
一定の期間を過ぎて利用頻度が下がったデータは、現在のディスクから消去するとともに、バックアップしておいた分も消去する。 |
イ |
システムの本稼働開始日に全てのデータをバックアップし、それ以降は作業時間を短縮するために、更新頻度が高いデータだけをバックアップする。 |
ウ |
重要データは、バックアップの媒体を取り違えないように、同一の媒体に上書きでバックアップする。 |
エ |
複数のファイルに分散して格納されているデータは、それぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点で、バックアップする。 |
答え エ
【解説】
ア |
使用頻度が下がっても不要になったわけではないので、現在のディスクから削除してもバックアップした分は残しておく必要があります。 |
イ |
更新頻度の高いデータではなく、更新されたデータはすべてバックアップする必要があります。 |
ウ |
重要データは、異なる媒体を使って世代管理してバックアップします。 |
エ |
複数のファイルに分散して格納されているデータは、整合性を保つためそれぞれのファイルへの一連の更新処理が終了した時点で、バックアップします。 |
【キーワード】
・バックアップ
【キーワードの解説】
- バックアップ(backup)
データの複製をあらかじめ用意しておいて、問題が起きたときにデータの復旧ができるように備えておくことです。
オリジナルデータの完全な複製を作成するフルバックアップと、フルバックアップからの変更箇所のみの複製を作成する差分バックアップや増加したデータのみの複製を作成する増加バックアップがあります。
バックアップを行うときはデータの整合性を保つためシステムを停止する必要があり、時間のかかるフルバックアップと短時間ですむ差分バックアップや増加バックアップを組み合わせた方法が使われることが多い。
もっと、「バックアップ」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|