ファンクションポイント法(function point method)
ソフトウェアの規模を計測する手法で、開発工数(人月)の見積りに使う。
ソフトウェアの機能毎に、その処理の複雑さなどから工数を見積もる。
ファンクションポイント法の問題点は、処理の複雑さから工数を求める根拠が過去の経験値を利用するしかなく、新たな分野の開発に用いると誤差が大きくなってしまうことである。そのため、ファンクションポイント法を用いるためには、過去の開発案件の調査を行ない、複雑さと開発工数の関係をデータベース化する必要がある。
IFPUG法
ファンクションポイント法の国際団体であるIFPUG(International Function Point Users Group)がまとめたCPM(Counting Practice Manual)に書かれた手法で、規模算出の基になる機能は外部入力(EI)、外部出力(EO)、内部論理ファイル(ILF)、外部インタフェースファイル(EIF、外部照会(EQ)の5種類の要素で表し、各要素のレコード数やファイル数により難易度評価し、“要素数×難易度”によって未調整ファンクションポイントが求められます。