事業戦略のうち、浸透価格戦略に該当するものはどれか。
ア |
売上高をできるだけ維持しながら、製品や事業に掛けるコストを徐々に引き下げていくことによって、短期的なキャッシュフローの増大を図る。 |
イ |
事業を分社化し、その会社を売却することによって投下資金の回収を図る。 |
ウ |
新規事業に進出することによって企業を成長させ、利益の増大を図る。 |
エ |
低価格戦略と積極的なプロモーションによって、新製品のマーケットシェアの増大を図る。 |
答え エ
【解説】
ア |
事業戦略の収穫戦略で行う内容です。 |
イ |
事業戦略の撤退戦略で行う内容です。 |
ウ |
事業戦略の拡大戦略で行う内容です。 |
エ |
事業戦略の浸透価格(維持)戦略で行う内容です。 |
【キーワード】
・事業戦略
【キーワードの解説】
- 事業戦略
市場成長率と自社のシェアによって分析を行うPPM(Product Portfolio Management)の結果によって、これからの事業の扱い(戦略)を決めます。
とるべき戦略には以下の四つがあります。
- 拡大戦略
PPMの“問題児”に対し、投資を行いシェアアップを目指します。
- 浸透価格(維持)戦略
PPMの“金のなる木”、“花形”に対し、シェアを維持するための投資活動を行います。
- 収穫戦略
PPMの“金のなる木”、“問題児”、“負け犬”に対し、投資を行わずキャッシュフローの増大を行います。
- 撤退戦略
PPMの“問題児”、“負け犬”に対し、事業売却などを行います。
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