システム開発プロセスで用いられる技法であるユースケースの特徴を説明したもとして、最も適切なものはどれか。
ア |
システムで使われるデータを定義することから開始し、それに基づいてシステムの機能を設計する。 |
イ |
データとそのデータに対する操作を一つのまとまりとして管理し、そのまとまりを組み合わせてソフトウェアを開発する。 |
ウ |
モデリング言語の一つで、オブジェクトの構造や振る舞いを記述する複数種類の表記法を使い分けて記述する。 |
エ |
ユーザーがシステムを使うときのシナリオに基づいて、ユーザーとシステムのやり取りを記述する。 |
答え エ
【解説】
ア |
システムで使われるデータを定義することから開始し、それに基づいてシステムの機能を設計するのは、データ中心アプローチです。 |
イ |
データとそのデータに対する操作を一つのまとまりとして管理し、そのまとまりを組み合わせてソフトウェアを開発するのは、オブジェクト指向開発です。 |
ウ |
モデリング言語の一つで、オブジェクトの構造や振る舞いを記述する複数種類の表記法を使い分けて記述するのは、UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)です。 |
エ |
ユーザーがシステムを使うときのシナリオに基づいて、ユーザーとシステムのやり取りを記述するのは、ユースケースです。 |
【キーワード】
・ユースケース図
【キーワードの解説】
- ユースケース図(use case diagram)
UML(Unified Modeling Language、統一モデリング言語)で使われる図でシステムの振舞いを表しています。
システムがサポートするユースケース(振舞い)を書出し、それがどのアクタ(利用者、外部システム)から利用され、各ユースケースの関係がどうなっているかを示した図です。
もっと、「ユースケース」について調べてみよう。
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