停電や落雷などによる電源の電圧の異常を検知したときに、それをコンピュータに知らせると同時に電力の供給を一定時間継続して、システムを安全に終了させたい。
このとき、コンピュータと電源との間に設置する機器として、適切なものはどれか。
答え ウ
【解説】
ア |
DMZ(DeMilitarized Zone)は、インターネットへ発信する情報を格納するサーバを設置する領域で、インターネットからからもイントラネットからもアクセス可能だが、イントラネットへのアクセスを禁止にします。 |
イ |
GPU(Graphics Processing Unit)は、三次元グラフィックスの画像処理などをCPUに代わって高速に実行する演算装置 |
ウ |
UPSは、停電や落雷などによる電源の電圧の異常を検知したときに、それをコンピュータに知らせると同時に電力の供給を一定時間継続して、システムを安全に終了させる機器です。 |
エ |
VPN(Virtual Private Network)は、通信経路を暗号化して、仮想的に専用回線で接続されている状態を作り出す仕組みです。 |
【キーワード】
・無停電電源装置
【キーワードの解説】
- 無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply、UPS)
コンピュータシステムは突然電源が切れて(落ちて)しまうと、処理中のデータがどこまで処理できたかわからなくなってしまい、電源復旧時に処理を継続したり、元に戻したりできなくなってしまったりする。
そのため、コンピュータに無停電電源装置というシステムを停止するのに必要な時間だけ電力を供給するための装置をつけ、データの整合性を保つようにする。
無停電電源装置をつけたシステムで電源が切れた場合は、電源が切れたことに人間が気づいてシステムを停止するケースと、無停電電源装置はシステムに電源が切れたことを通知しシステムが自動的に停止するケースがある。(重要なデータを扱っているシステムでは後者を採用する。)
もっと、「UPS」について調べてみよう。
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