企業経営の透明性を確保するために、企業はだれのために経営を行っているか、トップマネジメントの構造はどうなっているか、組織内部に自浄能力をもっているかなどの視点で、企業活動を監督・監視する仕組みはどれか。
ア |
コアコンピタンス |
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イ |
コーポレートアンデンティティ |
ウ |
コーポレートガバナンス |
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エ |
ステークホルダアナリシス |
答え ウ
【解説】
ア |
コアコンピタンス(core competence)は、企業が他社と競争している事業分野において、他社を圧倒的に上回るレベルの能力、他社にまねのできない能力のことです。 |
イ |
コーポレートアンデンティティ(corporate identity)は、企業の特徴や個性をはっきり提示し、共通したイメージで顧客が認識できるように働きかけることです。 |
ウ |
コーポレートガバナンスは、経営管理が適切に行われているかどうかを監視し、企業活動の健全性を維持する仕組みです。 |
エ |
ステークホルダアナリシス(stakeholder analysis)は、ステークホルダ(利害関係者)の利益と影響力から、要求の優先順位付けを行うことです。 |
【キーワード】
・コーポレートガバナンス
【キーワードの解説】
- コーポレートガバナンス(corporate governance)
企業経営において、経営上の意思決定が企業の価値創造にとって有効な判断となるように管理・統制する仕組みのことです。
コーポレートガバナンスは、一部の経営者の独断や利害による経営の暴走や、組織全体での企業倫理の逸脱などを防ぐために重要です。
特に会計不正事件(粉飾決算)などの経営者や組織ぐるみの不正防止からコーポレートガバナンスへの関心が高まっています。
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