平成28年 春期 基本情報技術者 午前 問21
静的テストツールの機能に分類されるものはどれか。
ア
ソースコードを解析して、プログラムの誤りを検出する。
イ
テスト対象モジュールに必要なドライバ又はスタブを生成する。
ウ
テストによって実行した経路から網羅度を算出する。
エ
プログラムの特定の経路をテストするためのデータを生成する。
答え ア
【
解説
】
ア
静的テストツール(静的解析ツール)は、プログラムのソースコードを解析して、プログラムの誤りを検出します。
検出する誤りとしては初期化しない変数の参照や実行されないコードの検出などがあります。
イ
テスト対象モジュールに必要なドライバ又はスタブを生成する、テスト支援ツールがあるようです。
ウ
テストによって実行した経路から網羅度を算出するのは、カバレージ解析ツールです。
エ
プログラムの特定の経路をテストするためのデータを生成するのは、テストデータ生成ツールです。
【
キーワード
】
・静的解析ツール
【
キーワードの解説
】
静的解析ツール
プログラムのソースコードを実行することなくチェックし、矛盾点や誤りなどの検出を行います。
また、ソースコードが決められた規則どおりに書かれているかのチェックや、プログラムの複雑度の計測なども行います。(複雑なプログラムはバグが発生しやすい。)
もっと、「静的解析ツール」について調べてみよう。
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