個人情報の取得、活用事例に関する記述a〜cのうち、個人情報保護法で禁止されていない行為だけを全て挙げたものはどれか。
a |
自社商品の情報を送ることを明示して、景品付きアンケートを実施して集めた応募者リストを使い、新商品のキャンペーンメールを送信した。 |
b |
テレビの故障についてメールで問い合わせてきた個人に、冷蔵庫のキャンペーン案内のファイルを回答のメールに添付して送信した。 |
c |
転職者が以前の職場の社員住所録を使い、転職の挨拶状も兼ねて新会社のキャンペーンチラシを送付した。 |
答え ア
【解説】
a |
自社商品の情報を送ることを明示して、景品付きアンケートを実施して集めた応募者リストを使い、新商品のキャンペーンメールを送信するのは、取得時に明示した目的と使用内容が一致しているので個人情報法保護法で禁止されていません。 |
b |
テレビの故障についてメールで問い合わせてきた個人に、冷蔵庫のキャンペーン案内のファイルを回答のメールに添付して送信するのは、取得時に明示した目的と使用内容が一致していないので個人情報法保護法で禁止されています。 |
c |
転職者が以前の職場の社員住所録を使い、転職の挨拶状も兼ねて新会社のキャンペーンチラシを送付するのは、取得時に明示した目的と使用内容が一致していないので個人情報法保護法で禁止されています。 |
【キーワード】
・個人情報保護法
【キーワードの解説】
- 個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)
個人情報の取り扱いに関連する法律。情報システムの普及による情報化社会の進展により、膨大な個人情報を容易に保持・管理できるようになり、プライバシーの侵害の不安が増大し制定された。
個人情報を所持して事業に用いている事業者は個人情報取扱事業者とされ、個人情報を漏らした場合や、主務大臣への報告義務等の適切な対処を行わなかった場合は、事業者に対して刑事罰が科される。
もっと、「個人情報保護法」について調べてみよう。
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