前期の製品Aの売上高は1,000万円、営業利益は50万円であり、限界利益は400万円であった。
当期は売上高が10%減少することが予想されている。
当期も前期と同じ営業利益を得るために必要な、固定費の削減額は何万円か。
ここで、当期の限界利益率は前期と同じもとする。
答え イ
【解説】
当期は売上高が10%減少し、限界利益率が同じなので、当期の限界利益は360万円(40万円減)になります。
限界利益と(営業)利益、固定費の関係は
限界利益 = 固定費 + 利益
で、前期と当期の利益が同じなので、当期の固定費は40万円(イ)削減する必要があります。
【キーワード】
・限界利益
【キーワードの解説】
- 限界利益
費用を売上と共に変化する変動費(原材料費、運搬費、外注費、歩合給等)と、売上とは関係なくかかる固定費に分けます。
そして、利益の計算式は“売上 - 変動費 - 固定費”になり、売上高から変動費を引いたものを限界利益と呼びます。
限界利益 = 売上 - 変動費 または 限界利益 = 固定費 + 利益
もっと、「限界利益」について調べてみよう。
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