オブジェクト指向言語のクラスに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア |
インスタンス変数には共有データが保存されているので、クラス全体で使用できる。 |
イ |
オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスであり、クラスを集めたものがクラスライブラリである。 |
ウ |
オブジェクトはクラスによって定義され、クラスにはメソッドと呼ばれる共有データが保存されている。 |
エ |
スーパクラスはサブクラスから独立して定義し、サブクラスの性質を継承する。 |
答え イ
【解説】
ア |
インスタンス変数はクラスをもとにして作成したオブジェクトの実体です。 |
イ |
オブジェクトに共通する性質を定義したものがクラスで、クラスを集めたものがクラスライブラリです。 |
ウ |
クラスで定義され、同一クラスと派生クラスで共有されるデータはクラス変数(静的フィールド、静的メンバー変数)です。 |
エ |
サブクラスはスーパクラスの性質を継承して定義します。 |
【キーワード】
・オブジェクト指向
【キーワードの解説】
- オブジェクト指向(object-oriented)
ソフトウェアの設計や開発において、操作手順よりも操作対象(オブジェクト)に重点を置く考え方です。
- クラス
データとその操作手順であるメソッドをまとめたオブジェクトの雛型を定義したものです。
- インスタンス
クラスを基にした実際の値としてのデータのことです。
クラスをデータ型とすれば、インスタンスは実体になります。
もっと、「オブジェクト指向」について調べてみよう。
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