多くのプロジェクトライフサイクルに共通する特性はどれか。
ア |
プロジェクト完成時のコストに対してステークホルダが及ぼす影響の度合いは、プロジェクトの終盤が最も高い。 |
イ |
プロジェクトの開始時は不確実性の度合いが最も高いので、プロジェクト目標が達成できないリスクが最も大きい。 |
ウ |
プロジェクト要員の必要人数は、プロジェクトの開始時点が最も多い。 |
エ |
変更やエラー訂正にかかるコストは、プロジェクトの初期段階が最も高い。 |
答え イ
【解説】
ア |
ステークホルダ(利害関係者)の影響を多く受けるのはプロジェクトの初期段階です。 |
イ |
プロジェクトの初期段階は不確実な項目が多くて、目標達成しないリスクが高いです。
(プロジェクトとは不確実な項目を一つ一つ減らし、リスクを低くする作業です。) |
ウ |
必要な要員の人数は初期は少なく、中盤に多くなり、終盤になるに従い徐々に少なくなります。 |
エ |
変更にかかるコストは初期段階が最も低く、プロジェクトの進捗に従い徐々に高くなります。 |
【キーワード】
・プロジェクトライフサイクル
【キーワードの解説】
- プロジェクトライフサイクル
プロジェクトの立上げプロセスから、計画、実行、終結するまでの各フェーズの流れのことです。
プロジェクトライフサイクルの特徴として、初期フェーズではリスクが高く、プロジェクトが進むにつれ徐々にリスクが減り、リスクが最小になるとプロジェクトは完了します。また、修正が発生した場合は初期ではコストが少なくて済みますが、プロジェクトの終盤になるとコストが増大します。
もっと、「プロジェクトライフサイクル」について調べてみよう。
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