リーダーシップのスタイルは、その組織の状況に合わせる必要がある。
組織とリーダーシップの関係に次のことが想定できるとすると、野球チームの監督のリーダーシップスタイルとして、図のdと考えられるものはどれか。
[組織とリーダーシップ]
組織は発足当時、構成員や仕組みの成熟度が低いので、リーダーが仕事本位のリーダーシップで引っ張っていく。
成熟度が上がるにつれ、リーダーと構成員の人間関係が培われ、仕事本位から人間関係本位のリーダーシップに移行していく。
更に成熟度が進むと、構成員は自主的に行動でき、リーダーシップは仕事本位、人間関係本位のいずれもが弱まっていく。
ア |
うるさく言うのも半分くらいで勝てるようになってきた。 |
イ |
勝つためには選手と十分に話し合って戦略を作ることだ。 |
ウ |
勝つためには選手の足を引っ張らないことだ。 |
エ |
選手をきちんと管理することが勝つための条件だ。 |
答え ウ
【解説】
ア |
これはcの状態です。 |
イ |
これはbの状態です。 |
ウ |
これは組織が最も成熟したdの状態です。 |
エ |
これはaの状態です。 |
【キーワード】
・リーダーシップ
【キーワードの解説】
- リーダーシップ(leadership)
複数の人間(組織)を一人の人間に従わせることや、そのための技術、才能のことです。
従わせる複数の人間(組織)の状態によって、求められる能力は異なり、リーダーが率先して引っ張っていくケースから、リーダーが出しゃばらずにトラブル発生時の対応のみにその力量を発揮するケースまであります。
もっと、「リーダーシップ」について調べてみよう。
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