並列にアクセス可能な複数台の磁気ディスクに、各ファイルのデータを一定サイズのブロックに分割して分散配置し、ファイルアクセスの高速化を図る手段はどれか。
ア |
ディスクアットワンス |
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イ |
ディスクキャッシュ |
ウ |
ディスクストライピング |
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エ |
ディスクミラーリング |
答え ウ
【解説】
ア |
ディスクアットワンス(disk at once)とは、CD-Rのように一度書き込みを行うと追加での書込みができないことです。 |
イ |
ディスクキャッシュ(disk cache)とは、磁気ディスクと主記憶の間にメモリを起き、アクセス頻度の高いディスクのデータを格納することで、ディスクアクセスの高速化を実現する手法です。 |
ウ |
ディスクストライピング(disk striping)とは、ディスクに格納するデータをブロック毎に異なるディスク装置に分散配置することで、アクセス時に複数のディスク装置に同時にアクセスを行うことでディスクアクセスを高速化する手法です。RAID 0がディスクストライピングです。 |
エ |
ディスクミラーリング(disk mirroring)とは、2つのディスク装置にまったく同じデータを格納することで、ディスク装置の故障が発生したときでもデータの損失を防ぐ手法です。RAID 1がディスクミラーリングです。 |
【キーワード】
・ファイルアクセス高速化
【キーワードの解説】
- ファイルアクセス高速化
コンピュータのメモリは単価の高いメモリはアクセス速度が速いという特徴のため、大容量の磁気ディスク装置のアクセスは処理速度から見るとボトルネックになります。
そのため、プログラムを開発する側はディスクへのアクセス回数を減らす工夫を行ない、コンピュータの開発側ではディスク装置へのアクセス速度を高速化するための工夫を色々と行っています。(ディスクストライピング、ディスクキャッシュなど)
もっと、「ファイルアクセス高速化」について調べてみよう。
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