AESの暗号化方式を説明したものはどれか。
ア |
鍵長によって、段数が決まる。 |
イ |
段数は、6回以内の範囲で選択できる。 |
ウ |
データの暗号化、復号、暗号化の順に3回繰り返す。 |
エ |
同一の公開鍵を用いて暗号化を3回繰り返す。 |
答え ア
【解説】
ア |
AESは置換と転換を行うSPN(Substitution Permutation Network Structure)構造の暗号化方式で、鍵長は128ビット、192ビット、256ビットから選択でき、鍵長で処理の回数が違います。 |
イ |
AESでは処理の段数は鍵長で決まります。 |
ウ |
3DESの暗号化方式の説明です。 |
エ |
同一鍵で暗号化を繰り返しても暗号強度は高くなりません。 |
【キーワード】
・AES
【キーワードの解説】
- AES(Advanced Encryption Standard)
NISTによって制定された、米国政府の新世代標準暗号化方式です。
それまで標準暗号として用いられていたDESが、コンピュータの高性能化、暗号理論の発展に伴い、信頼性が低下したため、次世代の暗号標準として公募し採用された「Rijndael」という暗号化方式です。
もっと、「AES」について調べてみよう。
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