平成23年 春期 プロジェクトマネージャ 午前II 問16
共通フレーム2007において、システム要件として定義するものはどれか。
ア
業務、組織及び利用者の要件
イ
データ定義及びデータベースに対する要件
ウ
利用者の運用に対する要件
エ
利用者の実行に対する要件
答え ア
【
解説
】
ア
業務や利用者の要件はシステム要件で定義します。
イ
データ定義及びデータベースに対する要件はソフトウェア要件で定義します。
ウ
利用者の運用に対する要件はソフトウェア要件で定義します。
エ
利用者の実行に対する要件はソフトウェア要件で定義します。
【
キーワード
】
・共通フレーム2007
・要件定義
【
キーワードの解説
】
共通フレーム2007(software life cycle process - Japan common frame、SLCP-JCF)
ソフトウェアの開発において、発注者側(顧客)と受注者側(開発者)の間で、役割分担、開発内容、責任範囲などについて誤解が生じないように、両者の間で用語を共有化するためのガイドラインです。
従来の共通フレーム98が改定され、超上流プロセスの可視化や信頼性ガイドライン要素が追加されています。
要件定義
システムやソフトウェアを開発するときに、開発依頼元が求める機能や性能を明確にし、開発依頼元と開発者間で合意することが目的です。
要件定義を作成するためには、システムの概要などが書かれた文書がインプットになる。
また、要件定義では現状の業務の調査をしっかりと行うことが必要である。
共通フレームでは要件定義として「システム要件定義」と「ソフトウェア要件定義」に分けています。
もっと、「要件定義」について調べてみよう。
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