Javaなどのバイトコードプログラムをインタプリタで実行する方法と、コンパイルしてから実行する方法を、次の条件で比較するとき、およそ何行以上のバイトコードであれば、コンパイル方式の方がインタプリ夕方式よりも処理時間(コンパイル時間も含む)が短くなるか。
答え エ
【解説】
プログラムのコード行数をn としてコンパイル方式とインタプリタ方式の処理時間を求めると
- コンパイル方式
実行時間:n ÷100×0.003秒
コンパイル時間:n ÷100×0.1秒
オーバヘッド時間:0.15秒
- インタプリタ方式
実行時間:n ÷100×0.2秒
したがって、コンパイル方式の方がインタプリタ方式より処理時間が短くなるのは
n ÷100×0
.003秒 +
n ÷100×0
.1秒 + 0
.15秒 <
n ÷100×0
.2秒
0
.15秒 <
n ÷100×(0
.2秒 - 0
.003秒 - 0
.1秒)
154
.63… <
n
したがって、プログラムのコード行数が
155行(エ)を超えるとコンパイル方式の方がインタプリタ方式より処理時間が短くなる。