プロセッサの実行効率を上げる、VLIWの説明はどれか。
ア |
依存関係のない複数の命令を、プログラムの中で出現順序とは異なる順序で実行する。 |
イ |
各命令フェッチ、デコード、実行、演算結果の出力などの各段階を並列に処理する。 |
ウ |
同時に実行可能な複数の動作をまとめて一つの命令として、同時に実行する。 |
エ |
複数のパイプラインを用いて複数の命令を同時に実行させる。 |
答え ウ
【解説】
ア |
アウト・オブ・オーダ実行(out-of-order execution)の説明です。 |
イ |
パイプライン(pipeline)の説明です。 |
ウ |
VLIWの説明です。 |
エ |
スーパースカラ(superscalar)の説明です。 |
【キーワード】
・VLIW
【キーワードの解説】
- VLIW(Very Long Instruction Word、超長命令語)
命令語を長く取り、一つの命令で複数の機能ユニットを同時に制御することによって高速化を図る方式である。
一度に実行される命令群は、それぞれ依存しないことをコンパイラで保証する。
スーパースカラなどと比べ並列性を確認する必要はないが、並列性を保証するために高度なコンパイラが必要となる。
もっと、「VLIW」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|