表のような製品A、Bを製造、販売する場合、考えられる営業利益は最大で何円になるか。
ここで、機械の年間使用時間は延べ15,000時間とし、年間の固定費は製品に関係なく15,000,000円とする。
製品 |
販売単価 |
販売変動費/個 |
製造時間/個 |
A |
30,000円 |
18,000円 |
8時間 |
B |
25,000円 |
10,000円 |
12時間 |
ア |
3,750,000 |
|
イ |
7,500,000 |
|
ウ |
16,250,000 |
|
エ |
18,750,000 |
答え イ
【解説】
製品A、Bについての製造時間当たりの利益を求めると
- 製品A
30,000円 - 18,000円)÷8時間 = 1,500円/時間
- 製品B
25,000円 - 10,000円)÷12時間 = 1,250円/時間
になり、すべて製品Aを作ったほうが利益は大きくなる。
機械の年間使用可能時間は延べ15,000時間なので、製造できる製品Aの個数は
15,000時間÷8時間/個 = 1,875個
であるので、営業益は
(30,000円 - 18,000円)×1,875個 - 15,000,000円 = 7,500,000円
(イ)である。
【キーワード】
・営業利益
【キーワードの解説】
- 営業利益
企業の主たる営業活動から発生した利益のことです。
営業活動で得られた売上高から、その売上を得るために掛かった費用を差し引いて計算します。
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