TCPヘッダー中のウィンドウサイズの説明として、適切なものはどれか。
ア |
受信エラー時の再送に備えて送信側が保持しているデータのサイズを受信側に知らせるために使用される。 |
イ |
受信側からの確認応答を待たずに、データを続けて送信できるかどうかの判断に使用される。 |
ウ |
送信側と受信側の最適なバッファサイズを接続開始時のハンドシェイクで決定するために使用される。 |
エ |
複数セグメントから成るデータの送信時、後続するセグメント数を受信側に知らせるために使用される。 |
答え イ
【解説】
ア |
送信側は送信したデータに対応する確認(ACK)を受けるまで再送用に送信データを保持する必要があります。 |
イ |
ウィンドウサイズの説明です。 |
ウ |
TCPのスロースタートの説明かな…。 |
エ |
この説明が何か知りません。 |
【キーワード】
・ウィンドウサイズ
【キーワードの解説】
- ウィンドウサイズ
TCP通信では“データ転送→確認”(ACK)という処理で通信を行うが、毎回この手順で行うと確認を待つため通信性能が悪くなる。そこで、受信側が受信できるサイズ(ウィンドウサイズ)を通知し、そのサイズまでは確認がなくてもデータ転送を行えるようにし、通信効率を上げている。
もっと、「ウィンドウサイズ」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|