SSLを使用して通信を暗号化する場合、SSL-VPN装置に必要な条件はどれか。
ア |
SSL-VPN装置は、1台1台を識別できるようにデジタル証明書を組み込む必要がある。 |
イ |
SSL-VPN装置は、装置メーカーが用意した機器固有のデジタル証明書を組み込む必要がある。 |
ウ |
SSL-VPN装置は、装置メーカーから提供される認証局を利用する必要がある。 |
エ |
同一ドメイン内で複数拠点にSSL-VPN装置を設置する場合は、同一のデジタル証明書を利用する必要がある。 |
答え ア
【解説】
ア |
SSL-VPN装置には1台1台を識別できるようにデジタル証明書を組み込む必要があります。
(基本的に複数の装置で同じデジタル証明書を使うことはしません。) |
イ |
SSL-VPN装置に組み込むデジタル証明書は管理者が用意します。 |
ウ |
SSL-VPN装置が使用する認証局は管理者が指定します。 |
エ |
複数のSSL-VPN装置で同じデジタル証明書を使うことはしません。 |
【キーワード】
・SSL-VPN
【キーワードの解説】
- SSL-VPN(Secure Socket Layer Virtual Private Network)
暗号化や認証にSSLを利用するVPN技術で、WebブラウザやメールソフトがSSLに対応しているため、VPNを手軽に実現可能です。
SSL-VPNを導入する場合、サーバ側(Webサーバ、メールサーバ)にはSSL-VPN装置が必要になりますが、クライアント側はアプリケーション(Webブラウザ、メールソフト)がSSLに対応していればいいので、イントラネットのWeb閲覧やメールの送受信といった限定した用途でVPNを実現しやすいです。
もっと、「SSL-VPN」について調べてみよう。
戻る
一覧へ
次へ
|