IT投資効果の評価方法において、キャッシュフローベースで初年度の投資によるキャッシュアウトを何年後に回収できるかという指標はどれか。
ア |
IRR(Internal Rate of Return) |
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イ |
NPV(Net Present Value) |
ウ |
PBP(Pay Back Period) |
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エ |
ROI(Return On Investment) |
答え ウ
【解説】
ア |
IRR(Internal Rate of Return)は、投資した金額に対して、どのくらい分配金が戻ってきたかを示す指標です。(×) |
イ |
NPV(Net Present Value、正味現在価値)は、投資で変化するキャッシュフローの現在価値を計算することで、投資効果を評価する指標です。(×) |
ウ |
PBP(Pay Back Period)は、投資効果を評価する方法で、投資額が何年で回収されるかを算定し、その期間によって投資事案を評価する指標です。(〇) |
エ |
ROI(Return On Investment)は、投資した資本により、どれだけの利益が発生したかを測るために使用する指標です。(×) |
【キーワード】
・キャッシュフロー
【キーワードの解説】
- キャッシュフロー(cash flow)
企業活動によって実際に得られた収入から外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことです。(今、使うことのできる現金のことです。)
現金収支を把握するためのもので、将来的に入る予定の利益は含めずに計算します。
もっと、「キャッシュフロー」について調べてみよう。
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