固定資産について回収可能価額と帳簿価額を比較し、回収可能価額が帳簿価額を下回る場合、その差額を損失として認識し、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額する会計手続きはどれか。
ア |
減損会計 |
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イ |
税効果会計 |
ウ |
ヘッジ会計 |
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エ |
リース会計 |
答え ア
【解説】
ア |
減損会計は、資産の収益性が低下して投資額の回収が見込めなくなった場合、当該資産の帳簿価額にその価値の下落を反映させます。(〇) |
イ |
税効果会計は、企業会計上の資産又は負債の額と課税所得計算上の資産又は負債の額に差異がある場合において、法人税等の額を適切に期間配分することにより、税引前当期純利益と税金費用を合理的に対応させます。(×) |
ウ |
ヘッジ会計は、ヘッジ手段であるデリバティブとヘッジ対象の資産の損益を、同じ会計期間に反映させるための特別な処理方法です。(×) |
エ |
リース会計は、リース取引の経済的実質を重視して行なう会計処理方法です。(×) |
【キーワード】
・固定資産
【キーワードの解説】
- 固定資産
会計上は流動資産(1年以内に現金化できるもの)以外の資産を示し、土地・建物などの有形固定資産と特許権・営業権などの無形固定資産とに区分されます。
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