サーバ室など、セキュリティで保護された区画への入退出管理において、一人の認証で他者も一緒に入室する共連れの防止対策として、利用されるものはどれか。
ア |
アンチパスバック |
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イ |
コールバック |
ウ |
シングルサインオン |
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エ |
バックドア |
答え ア
【解説】
ア |
アンチパスバック(anti passback)は、入室する際の認証記録がない不審者の退室を許可しない仕組みで共連れの防止になります。(〇) |
イ |
コールバック(callbask)は、プログラム中である関数などを呼び出す際に別の関数などを途中で実行するよう指定する手法です。(×) |
ウ |
シングルサインオン(Single Sign On、SSO)は、一度利用者認証を行うと、許可された範囲内では再度利用者認証を行わずにアクセス可能とする仕組みです。(×) |
エ |
バックドア(back door)は、不正に侵入したシステムに、次回から侵入しやすいように設置された経路(裏口)のことです。(×) |
【キーワード】
・共連れ
【キーワードの解説】
- 共連れ(piggybacking、tailgating)
進入制限区域へ立ち入る許可のある人の進入に乗じて別の人が進入制限区域に立ち入ったり、保安検査を通り抜けることで、セキュリティ意識の低下、セキュリティ事故が発生した際の事後検証(不正を行った者の特定)が困難になるなどの問題があります。
もっと、「共連れ」について調べてみよう。
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