バックアップサイトを用いたサービス復旧方法の説明のうち、ウォームスタンバイの説明として、最も適切なものはどれか。
ア |
同じようなシステムを運用する外部の企業や組織と協定を結び、緊急時には互いのシステムを貸し借りして、サービスを復旧する。 |
イ |
緊急時にバックアップシステムを持ち込んでシステムを再開し、サービスを復旧する。 |
ウ |
別の場所に常にデータの同期が取れているバックアップシステムを用意しておき、緊急時にバックアップシステムに切り替えて直ちにサービスを復旧する。 |
エ |
別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にバックアップシステムを起動して、データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧する。 |
答え エ
【解説】
ア |
同じようなシステムを運用する外部の企業や組織と協定を結び、緊急時には互いのシステムを貸し借りして、サービスを復旧するのは、事業継続計画(BCP)として、自治体などで行っているようですが、よくわかりません。(×) |
イ |
緊急時にバックアップシステムを持ち込んでシステムを再開し、サービスを復旧するのは、コールドスタンバイです。(×) |
ウ |
別の場所に常にデータの同期が取れているバックアップシステムを用意しておき、緊急時にバックアップシステムに切り替えて直ちにサービスを復旧する。のは、ホットスタンバイです。(×) |
エ |
別の場所にバックアップシステムを用意しておき、緊急時にバックアップシステムを起動して、データを最新状態にする処理を行った後にサービスを復旧するのは、ウォームスタンバイです。(〇) |
【キーワード】
・ウォームスタンバイ
【キーワードの解説】
- ウォームスタンバイ(warm standby)
運用中のシステムと同じ構成の予備システムを用意し、システム運用中に予備システムは電源を入れた状態で待機しておく。
運用中のシステムに障害が発生した場合、呼びシステムにデータを移行し、ネットワークの切り替えなどを行い呼びシステムでサービスを再開する。
ホットスタンバイとコールドスタンバイの間になります。
もっと、「ウォームスタンバイ」について調べてみよう。
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